ユナイテッド
ユナイテッドの事業は主に4つ。
アドテク、ゲーム、コンテンツ、投資です。
過去5年のセグメント別収益をみていると、メディアで安定的に稼いで、ときおり投資益が急激に増えることがあるみたいで、安易に前年度との比較がしづらいですね。
2019,2020の営業利益は投資にかなり支えられたみたいで、安定しているわけではないのか?
おおむね事業内容を把握したところで四半期決算を見ていく。
絶好調の決算ですね。
何がドライバーになっているのか見ていきましょう。
と思ってたら、「インベストメント事業除く」の記載がありました。親切なIRですね。
しかし投資を除外すると営業赤字に転落しています。
なるほど、ユナイテッドがメルカリへの投資で莫大な含み益を持っているのは知っていましたがまだ3%程度保有してるんですね。
メルカリの業績が向上していく見通しがある限りは一気に売るようなことはしないわけですね。実際、一気に持分を売却しなかったことでコロナ禍を追い風にしたメルカリの追い風を受けた大幅営業利益アップでした。
さて未上場株式を50社ほど持ってるとのことですがPFを確認。
LP出資も25本以上行っているとのことですが、日本の有名なVCには大体出資してますね。これを見る限りだとDCMとかは入ってないのか。
DCMは元々米国のファンドであることを考えれば当然でしたね。
さてセグメント別に詳しく見ていく。
粗利率:DX33%、投資99%、アド23%、コンテンツ40%
営利率:DXN/A、投資98%、アド15%、コンテンツN/A%
アド事業は減収増益なんですね。どの領域の広告を担当してるんだろうか。ソウルドアウト は地方のSMBをメインターゲットにしていたことで今回は影響が少なかったので。
→広告代理店事業は多分してなくて、広告プラットフォーム事業(データ管理など)を行ってる。あくまでアドテクノロジー。